便をすると粘液のようなものも排出される。これって危ない?

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便をすると粘液のようなものも排出される。これって危ない?

 
成人だけでなく、赤ちゃんやペットなど腸を持ちし者であれば出くわすことの多い「粘液便」

 

ねば〜っとした粘液がお通じに絡まって出てきた時、あなたはどんな行動をとりますか?

 

  1. 放っておく
  2. 病院に行く

 

いかがでしょう。
粘液便の種類によっては、@とAは正解にも不正解にもなります。

 

放っておいて問題のないものや、重篤な病気の典型的な症状であることもあります。

 

あなたの粘液便がどのタイプで、適切な対処法とはいったい何なのか、探っていきましょう。

 

粘液便の症状と色

 

 

ヌルヌルとした粘液が絡まって出てくる便のことを「粘液便」と言いますが、出てくるのが粘液だけの場合も、同じく粘液便と呼びます。

 

粘り具合は卵の白身のように弾性のあるものからゼリー状、色も透明〜白、緑、ピンク、赤などバラエティ豊かです。この差は一体何なのでしょうか。

 

粘液の働きと粘液便が出る原因

 

 

便に降り注ぐ粘液ですが、粘液そのものは、異常時にだけ出ているわけではありません。粘液は、便が腸内をスムーズに移動できるように、いつも腸から分泌されています。

 

便のスピードによるもの

 

 

しかし、下痢などが起こって便の進むスピードがいつもより速くなると、粘液だけが残され、思いがけないタイミングで粘液が出てきてしまうことがあるのです。

 

大腸の傷によるもの

 

 

もう一つ代表的なのは、大腸の壁が傷ついて、修復のために粘液が多く分泌されて、出てきてしまう場合です。

 

ダメージの原因として考えられるのは、便秘で便が硬くなって、切れ味のいい便に変身してしまった時などがあります。

 

バリウムによるもの

 

 

胃の検査などでバリウムを飲むことがあると思いますが、3日くらいかけて体外に排出されていきます。

 

その際便に混ざって、ドロッと白い塊が出てくることがありますが、こちらは正しい反応なので心配はいりません。

 

 

 

よく見られる原因はこの3つです。数日で出てこなくなるようであれば心配はいりません。しかし、症状や色によっては、また対応が変わってきますので、詳しく見てみましょう。

 

粘液の色や症状で分類 原因と対処法

 

クセのある型にはまろうとしない粘液便を見てみましょう。

 

何度も繰り返す粘液便 − 過敏性腸症候群(IBS)の疑い

 

 

色は白や透明でも、粘液が出続けたり、定期的に繰り返したりするのは要注意です。粘液便の陰に隠れる病気もあると知ってください。

 

過敏性腸症候群(IBS)とは

 

 

過敏性腸症候群とは、主にストレスが原因となって、便秘や下痢を繰り返す特徴がある病気です。

 

満員電車や、大事な仕事の大勝負の時など、気持ち的にストレスを受けるタイミングで、ぐっとお腹が痛くなったことありませんでしょうか。男性は下痢に、女性は便秘になりやすい傾向があります。

 

過敏性腸症候群(IBS)の原因

 

 

原因は、まだハッキリと解明されていませんが、多くはストレスだとされています。

 

ストレスを敏感に感じやすい年代である20〜30代がかかりやすく、年齢を重ねて精神が安定してくると、徐々に脱却するパターンも多いようです。

 

過敏性腸症候群(IBS)の症状が粘液便

 

 

下痢か便秘か、どちらにせよ粘液便の原因になってしまいますよね。

 

それもそのはず、過敏性腸症候群の代表的な症状が粘液便なのです。粘液がお目見えすることの心配を、そこまでする必要はありませんが、過敏性腸症候群への治療は必要かと思います。

 

過敏性腸症候群(IBS)の治療法

 

 

過敏性腸症候群については、医師に相談して指導を受けましょう。

 

病院では、食事改善で腸内環境を整えて、適度な運動で腸の筋肉を鍛えるよう指導されます。それでも改善が見られない場合に、薬物療法に移ります。

 

腸内環境を整えるということ

 

 

この腸内環境を整えるというのは、腸の善玉菌を元気にするという意味でもあります。善玉菌が元気でいてくれれば、乳酸や酢酸を活発に生み出して丁度良いお通じを促すことが出来ます。

 

さらに、腸内環境が整うことで精神的な安定がもたらされることが、最新の研究で分かってきました。

 

腸内環境を整える方法

 

 

食事で腸内環境を整えるには、善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖、善玉菌そのものになって働いてくれる漬物やヨーグルトなどの発酵食品などを食べます。

 

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何度も繰り返す粘液便 − 寄生虫感染の疑い

 

 

寄生虫の感染でも、粘液便がでることがあります。食品をよく洗わなかったり、しっかり火を通さなかったりすることにより、現代でも感染はあり得ます。

 

寄生虫が動き回ることで腸粘膜を傷つけ、粘液が出っぱなしになることも考えられますので、病院で駆除の薬を処方してもらうことになります。

 

粘血便(赤い色の粘液便) − 潰瘍性大腸炎の疑い

 

 

粘液が赤く染まっている時は、血液が混入している状態です。粘液と血液の合体と言うことで「粘血便」と呼ばれます。大腸の出血による混入である場合が多く、必ず病院に行くようにしてください。

 

粘血便の出る病気としてメジャーなのは、「潰瘍性大腸炎」という病気です。

 

潰瘍性大腸炎とは

 

 

日本では患者数が急増している病気です。難病にも指定されています。

 

大腸の粘膜に潰瘍あらわれ、炎症が起きます。症状としては下痢や血便が見られ、粘血便も代表的な症状の一つです。進行すると、発熱することもあります。

 

潰瘍性大腸炎の原因と症状

 

 

明確な原因は特定できていませんが、自分の持つ免疫が、自分自身を攻撃してしまうという、免疫異常が原因ではないかと考えられ、これは公衆衛生の発達した先進国で多くみられる傾向だそうです。

 

上下水道が完備され、除菌が推奨されている日本ではにわかに信じがたいですが、少々不衛生な生活をしたほうが、このような免疫不全が起こりにくいのではないか、という見方が存在します。

 

潰瘍性大腸炎の治療法

 

 

治療は、内服薬や直接薬を注入する、などの方法などがあります。初期治療が何よりも大切ですので、粘血便に遭遇したら病院に必ず行きましょう。

 

免疫の70%は腸に存在し、不衛生な環境下では腸内細菌に様々な菌を会わせ、攻撃の経験を積ませることができるので、免疫が、良いものか悪いものかの判断が付くようになります。

 

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ピンク色の粘液便 − 直腸出血の疑い

 

 

粘血便より薄い、ピンク色の粘液が出てきた場合は、「直腸」の出血が考えられます。直腸とは、大腸の一番肛門に近い部分です。

 

直腸出血を起こしやすい人

 

 

  • 便が硬くて排泄前に腸を傷つけてしまう
  • もともと痔・切れ痔などで出血のクセがある

 

と言った人に多いようです。直腸が傷つくと、免疫反応により修復しようとして粘液が集められます。

 

直腸出血の対処法

 

 

痔の始まりも便秘ですから、便秘を根本的に解消しないとピンク色の粘液便からは逃れられません。

 

過敏性腸症候群と同じように、腸内環境を整えて快便を目指しましょう。納豆などの発酵食品、乳酸菌サプリメントなどの食品でゆるやかに整えることで、半永久的な安定を手に入れられます。

 

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抗生物質で便秘に?原因と対策

 

 

なお、普段のお通じはスムーズなのに、抗生物質を飲み始めてからピンクの粘液便が出るようになったという声も聞こえます。理由は単純で、抗生物質は細菌を殺す薬ですので、腸内細菌も殺され腸内環境が悪化したからです。

 

抗生物質と一緒に整腸剤が処方されることが多いのですが、整腸剤がもらえずにピンクの粘液便が出てきてしまった場合の対策です。

 

普通の整腸剤では抗生物質に善玉菌が殺されてしまうので、「有胞子性乳酸菌」という、カラに包まれた攻撃に強い乳酸菌を使った整腸剤を選びます。

 

 

 

市販のものでしたら「ミヤリサン錠」が該当します。抗生物質を飲み終えたら、食べ物で整えていってくださいね。

 

緑色の粘液便 − ビリルビンの酸化

 

 

緑色の粘液便に驚かれる人が多いと思いますが、こちらは特段心配には及びません。

 

緑色になる原因

 

 

健康的なお通じは黄色がかった茶色をしていますが、胆汁に含まれるビリルビンという成分が酸化したときに緑に色づきます。ミルクを飲んでいる赤ちゃんに現れやすい症状ですが、成人でもありえます。

 

小腸や大腸の動きが鈍くなり、胆汁の再吸収が大腸で行われなくなると、緑に変色することがあります。

 

胆汁の再吸収がされない原因

 

 

緑色の粘液便が出ること自体は病気ではありませんが、お腹に無理させる食事をしていませんでしょうか。数日で治まるようでしたら、病院で受診するまでもありません。ただ、お腹からのサインだと思って、暴飲暴食などは控えるようにしましょう。

 

粘液便が出てしまってからの対象法は?

 

 

粘液便を目にしてからの対処法ですが、激しい運動は避け、無理に動かないというのが大前提にあります。同時に、日頃から気をつけておかなくてはいけないこと2つをお伝えします。

 

食事を意識

 

 

腸の中が傷ついていることが粘液便の大きな原因ですので、腸を刺激しない食べ物を選んで食べることが大切です。

 

腸にとっての刺激物は、辛い物や脂っこい食事です。おかゆやヨーグルトであれば、腸に負担がありません。粘液として出てしまった水分の補給も、忘れずにしっかりお願いします。

 

腸内環境を整える

 

 

下痢や粘液便で、腸内細菌は流れ出てしまっています。粘液便には、腸内環境の悪化がつきものです。善玉菌を補強して、いつも健康なバナナ便を出せるようにしましょう。

 

善玉菌を増やす方法としては、乳酸菌サプリメントが効率的ですので、チェックしてみてください。
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赤ちゃんの便から粘液便が出るのは?

 

 

腸内環境の乱れた成人でよくある粘液便は、実は赤ちゃんにも見られます。赤ちゃんの腸内は、善玉菌の占有率が99%と非常に高く安定しているはずなのに、どうして出てきてしまうのでしょうか。

 

赤ちゃんの粘液便の理由

 

 

この場合のネバネバした粘液便は、赤ちゃんの成長による腸内細菌のバランスの変化によるものなので、慌てる必要はありません。

 

消化器官が発達してくると、飲み込んだミルクのお腹の滞在時間が長くなり、水分の吸収がすすんで粘り気があるように見えてくるのです。

 

成人と違って、腸内細菌バランスや腸の傷つきが原因であることは少ないので、ご安心いただけたらと思います。

 

犬の粘液便は?

 

 

少子高齢化社会において、ペットをかけがえのないパートナーとして大切にする人が増えていますよね。ペット可のマンションも増え、中でも犬は大人気。そんな犬にも粘液便が出てきたら、心配される方も多いかと思います。

 

犬の粘液便 メカニズム

 

 

気になる犬の粘液便ですが、犬も私たちと同じ哺乳類で、小腸も大腸もあります。つまり、粘液便が出てくるメカニズムも全く同じなんです。下痢で便の進むスピードが早すぎたり、大腸に傷がついてしまっていたりという理由が挙げられます。

 

原因も同じなら解消法も同じです。腸内環境を整え、いたわってあげることが先決かと思います。腸に優しい食べ物に変えて、機能回復を目指しましょう。時間の経過とともに粘液はおさまりますが、続けて出てしまっているのであれば病院に連れて行ってあげてください。

 

まとめ

 

 

腸の異常な動き、傷つき、そして重篤な病気の症状の可能性のある粘液便。奥が深いですよね。便は、健康をはかるバロメーターでもあります。

 

便の違和感を、放っておいてはいけません。腸に負担をかけてしまった結果ですので、腸を良い状態に整えるためにも、腸をいたわる気遣いをしてあげましょう。

 

まずは善玉菌を増やし、腸内環境を改善するためにも乳酸菌を積極的に摂り始めましょう。

 

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